ユーロドル 東京日中動意なく夕刻に乱高下(8/16夕)

本日の東京市場でユーロドルは材料難の中小動きに終始しました。

ユーロドル 東京日中動意なく夕刻に乱高下(8/16夕)

ユーロドル 東京日中動意なく夕刻に乱高下

本日の東京市場でユーロドルは材料難の中小動きに終始しました。
ユーロドルは昨晩の海外市場での米指標好調でドルが買われた流れを受け、1.1740レベルでアジア時間を迎え、ほぼそのままの水準で日中推移しました。しかし、欧州勢参入後は乱高下、一時1.1758まで上昇の後、1.1692まで下落する値動きの荒い展開となりました。
日本時間19:00現在は1,1710近辺で取引されています。

夕刻以降の材料としては18:00に発表されたユーロ圏の4-6月期のGDP改定値が前年比+2.2%と速報値+2.1%から改善。一方でECBドラギ総裁が何らかの金融緩和縮小メッセージを示すのではないかとの市場の憶測が強まっていた24日からの米ジャクソンホールで開催される経済シンポジウムで、ドラギ総裁は明確なメッセージを出さないとの情報が、関係筋の話として報道されたことがユーロにとっての売り材料となっています。

今晩の注目材料は明日未明公開の7月のFOMC議事録、発表前に全般的に市場はドル買い方向に動いていますが、7月のFOMC開催時期は米経済指標の悪化が続き、必ずしもFRB関係者も景気の見通しに楽観的になっていたとは考えにくい時期でもあり、市場が期待していると思われる年内再利上げを匂わせるような強いトーンが議事要旨に含まれるかどうかはやや疑問です。

ユーロドルは21日移動平均線を割り込んできており、長期の上昇トレンドは破られていないものの、やや調整が入りやすい状況となっています。上昇過程で1.16台半ばはもみ合っているので、短期的なサポートは期待できますが、現在1.1550近辺の長期トレンドラインあたりまでの調整の可能性が出てきた形です。
一方とりあえずのレジスタンスは割り込んだ21日移動平均線1.1739。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高の展開です。

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