A$シカゴポジション(2017年8月8日現在)

豪ドルはネットロングを2,700枚減らし差引6万枚を割りましたが、内訳を見るとロングは約6,800枚増、ショートは9,500枚増となり、総枚数で16,300枚増となりました。

A$シカゴポジション(2017年8月8日現在)

A$シカゴポジション

主要通貨ポジション(単位:枚)(2017年8月8日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚)(2017年8月8日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

豪ドルはネットロングを2,700枚減らし差引6万枚を割りましたが、内訳を見るとロングは約6,800枚増、ショートは9,500枚増となり、総枚数で16,300枚増となりました。結局ロング・ポジションを調整できずに難平した形になっている様です。現在は強いサポートを守りきって0.79米ドル付近で推移していますが、0.80米ドル台を回復しないとロングは時間経過で厳しくなると思われます。

その豪ドル/米ドル相場は、先々週のシカゴ締日以降、依然として0.80米ドル台への戻りなく、先に0.7850〜60米ドルサポートを試して、0.79米ドルを維持している状態となっています。下値のサポートは0.7850〜60米ドルの他に、6月の2番底から上げたラインが0.7780〜90米ドルまで上昇してきており、これを切るとシカゴのロングも調整せざるを得ないかもしれません。その下のサポートポイントとしては0.7710米ドルにあります。一方で上値は0.7920、0.7980、0.8010〜20、0.8080米ドルに抵抗線が控え、短期の豪ドル下落トレンドを払拭するには0.7980米ドル越え、更に豪ドル高トレンド回帰には0.8080米ドル越えが必要になります。少なくとも約2週間0.80米ドル台乗せがないので、0.7850〜0.80米ドルの横這いか、下限割れの下押しの可能性が高いと思われます。
また、オセアニア通貨が同じトレンドで動くケースが多いですが、既にNZドルがサポートを切り始めているので、豪ドルの連れ安リスクは高まっています。(1豪ドル=0.7892米ドル、8月14日14時00分現在)

A$シカゴポジション

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。

オーダー/ポジション状況

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