N$シカゴポジション(2017年7月25日現在)

NZドルは引き続きロングを▼1,200枚減らし、ネットロングは約35,000枚弱となりました。

N$シカゴポジション(2017年7月25日現在)

N$シカゴポジション

主要通貨ポジション(単位:枚)(2017年7月25日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚)(2017年7月25日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

NZドルは引き続きロングを▼1,200枚減らし、ネットロングは約35,000枚弱となりました。内訳はロング▼3,000枚減、ショート▼1,800枚減で、総枚数で約5,000枚弱ポジョション調整をしています。それでも、シカゴのNZドル自体のロングは依然として大きく、かつショート枚数が7,000枚弱しか残していないので、ショートの買戻しをしても、NZドル下げ止まりの材料にはなり難いと思われます。
NZドル/米ドル相場は、先週に強い抵抗線の0.7480〜90米ドルをすり抜けて、高値0.7558米ドルまで上げて現在は0.75米ドル付近で推移しています。高値はシカゴ締日以降に付けているので、今日現在ではシカゴのNZドルロングが一段と増えている可能性あります。また、この高値は2015年5月高値と顔を合わせています。この上の抵抗線は0.7610〜20、0.7730〜40米ドルの順にあります。

現状のNZドル高の強さをみればその水準までトライしてもおかしくないですが、NZドルロングの積み上げを勘案すると深い下押しには注意が必要です。0.7460〜70米ドルを切ったら、0.7400、0.7330〜40米ドルまでの下押しを想定しておいた方が良さそうです。あるいは豪ドル/NZドルで1.0700NZドルを上回った場合は、NZドルは対豪ドルで弱くなるので、NZドルの上値余地が限定される可能性あります。
尚、下図(2)では7月27日に緑の抵抗線を上抜けています。(1NZドル=0.7509米ドル、7月31日14時00分現在)

N$シカゴポジション

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。

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