オーストラリア4月小売売上高予想
(5月31日12時現在)
小売売上高
(2017年3月迄、青:前月比伸び、オレンジ:6ヶ月移動平均、赤:ゼロ)
豪州小売売上高は2月・3月と芳しくなく、水面下でした。結果6ヶ月移動平均線が下降を続けています。2017年第1四半期は前期比+0.1%の伸びに留まり、2016年4Q+0.7%から減速しました。明日発表分は第2四半期最初の月の数値であり、消費はGDPに占める割合大きいので注目されます。
3月 2月
食品 ▼0.5% +0.2%
家庭用品 ▼0.1% ▼0.5%
衣料 +0.4% ▼2.7%
百貨店 ▼0.6% +0.7%
レストラン等 ▼0.5% ▼0.1%
各項目みても3月は軒並みマイナスとなっています。
今回の4月予想は2月・3月のマイナスから3ヶ月振りにプラスに転じる予想になっています。但し、レンジ見ると、マイナス予想のエコノミストもいるので、予断は許さない感じです。
豪ドル対米ドルは依然として、最近までの豪ドル安トレンドからの修正高の状況にいます。当面の抵抗線は0.7490米ドル、0.7550米ドルに控えています。下値は中立ゾーンの0.7410〜30米ドルがサポートされています。下抜けると0.7350〜60米ドルにサポートあります。まさか3か月連続でマイナス(ここ4年以上は経験ない連続下落)になるとは思いませんが、消費が意外にも豪州経済の足を引っ張る可能性がでてきます。(2017年5月31日13:30、1豪ドル=0.7452米ドル)
オーダー/ポジション状況
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