N$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚) (2017年5月16日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルはネットショートを1,100枚弱増やし、12,000枚弱となっています。内訳はロングが僅か150枚減少ですが、ショートは1,000枚増やしているので、総枚数では850枚増加しています。大きな動きでは無かったので先行きまだNZドル安を見ているようです。
為替ですが、先週は0.68米ドルまで下値トライして現在は0.6930〜40米ドルまで戻しています。短期NZドル安トレンドラインは今週0.6790〜0.7010米ドル(先週0.68〜0.7020米ドル)にあります。丁度、トレンドラインの下限を試し、その後戻された形になっています。底値が5月11日でしたので、シカゴ締日の16日までにショートを増やしたものと思われます。
上値は目先の0.6950〜60米ドル抵抗線に止められており、越えるとトレンドライン上限の0.6990〜0.7010米ドルの抵抗ゾーントライに入ります。スポットが0.7030米ドルを越えると0.7110米ドルにあるトレンドが中立に変わる抵抗線まで上昇余地ができます。この場合は、売り上がりも想定できますが、一度0.68米ドルまでの底値を見ているので、ショートポジションを調整していく可能性が高いと思われます。一方で、下値は0.6910米ドルを切ると、再度トレンドライン下限までのトライになりそうです。この場合はダブルボトム狙いに近いと思いますので、この動きでもNZショートを減らしてくると見ています。下図(2)でも黒のサポートラインを下抜いており、まだNZ下落リスクが高くなっています。(1NZドル=0.6936米ドル、5月22日14時10分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。尚、豪ドルNZドル共にサポート切れて掛かっています。
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