ユーロ踏みとどまる。(2017年5月19日夕)

昨晩のユーロは米指標の好調から対ドルで夜間に続落、結局5日ぶりの陰線引けとなりました。

ユーロ踏みとどまる。(2017年5月19日夕)

ユーロ踏みとどまる。

欧州時間に入りユーロ急反発

昨晩のユーロは米指標の好調から対ドルで夜間に続落、結局5日ぶりの陰線引けとなりました。しかし、昨日のユーロドルの安値は、一昨日の安値1.1081とフィボナッチ76.4%の1.1074の間の1.1076と微妙なところに落ちて踏みとどまり、ユーロ安へのトレンド転換とはなりませんでした。
本日の東京時間は昨晩のリスク回避の急激な後退の後の様子見となり、ユーロドルは1.1100-1.1120を中心としたごく狭いレンジでの取引に終始、その後本日夕刻欧州時間に入り再びユーロ買いが強まり、18:30現在は1.1163レベルで昨日の高値1.1172をうかがう動きとなっています。

今晩この後ユーロ圏では21:00にコンスタンシオECB副総裁が講演、23:00にはユーロ圏5月消費者信頼感速報値が発表となります。今晩米国では大きな指標イベント等は予定されていません。

ユーロ底堅く、「トランプスパイク」目指すか

今週は米政治の不透明感で大きく相場が動きましたが、ユーロへの影響は相対的に小さく、じりじりと値を上げる展開でした。ユーロは最近の堅調さと底がたさを確認して再び上昇トレンドに入りつつあるように見えます。今晩、昨日高値の1.1172をクリアに抜けてくれば、再び1.1200、そして昨年11月の「トランプスパイク」1.1300を目指す動きとなりそうです。
本日は週末でのポジション調整もあって週央にかけて下げた株が買い戻されて上昇する動きとなっており、欧州各国の株価指数先物もほぼ全面高。

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