ユーロ小動きの中底難く推移
本日の東京時間のユーロドルは新規材料難の中、引き続き1.08台後半で小動き推移、ユーロ円は123円台半ばでこちらも方向感のない取引でした。
18:00に発表されたユーロ圏の3月の鉱工業生産指数は季節調整済みで前月比-0.1%と事前予想の+0.3%を大きく下回りましたが為替市場への影響は限定的でした。前年比では1.9%上昇していますがこちらも事前予想の2.3%には届いていません。
一方でチャート的には昨日ユーロドルの21日移動平均線が200日移動平均線を上へ突き抜ける「ゴールデンクロス」が現出しており、ユーロの地合いは必ずしも悪くありません。
本日の安値も1.0856と値幅が狭いからでもありますが下値は切りあがっており。本日の安値が1.0843近辺にある21日平均線を上回れば底堅さを再確認できそうです。
一方で今晩は21:30から4月CPI、小売売上高等米国再度の材料が重く、強めの数字で米金利先高感が再度高まった場合には、ユーロが相対的に売られることも考えられます。
また、本日からイタリアのバーリでG7財務省・中央銀行総裁会議が開催され、これまでの流れからの大きな変化は予想されないものの一応注目です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。
オーダー/ポジション状況
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