イベント前のこう着状態続く
本日の東京市場はイベント前の様子見気分の強い中、株、為替ともにこう着状態が続きました。
午前中に発表となった2月の中国の経済指標はまちまちで小売売上高が事前予想10.6%も前月の10.4%も下回る9.5%にとどまったのに対し、鉱工業生産はいずれをも上回る6.3%。
同時に発表された固定資産投資が8.9%と強い数字であったこともあり、あまりネガティブな反応とはなりませんでした。
日経平均の終値は小反落して24円安の19,609円、ドル円は東京時間は114円台後半の小動きに終始したものの、夕刻米長期金利が再び上昇に転じたことから115円台に乗せて取引されています。
今晩は21:30に米国の2月の生産者物価指数の発表がありますが、日本時間16日未明のFOMC結果公表とイエレン議長会見から始まる重量級イベントの連続を控え為替市場は身動きの取りにくい状況が続きそうです。
序盤の欧州株価指数先物は概ねマイナス件での推移。
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