豪州1月住宅ローン貸出(2017年3月13日)

本日、1月住宅ローン貸出件数が公表され、当月は+0.5%(予想▼1.0%)と予想を覆す伸びになりました。

豪州1月住宅ローン貸出(2017年3月13日)

豪州1月住宅ローン貸出

本日、1月住宅ローン貸出件数が公表され、当月は+0.5%(予想▼1.0%)と予想を覆す伸びになりました。レンジが+1.0〜▼2.5%だったので、ほぼレンジ上限に近い結果になっています。
下図の上段は豪州統計局作成の昨年11月時点の流れで、下降トレンドを辿っていましたが、下段みるとここ2か月で回復基調となっています。まだ2016年初の高値を越える勢いはないので、底打ちしたか否かは読み取れませんが、少なくとも2017年最初の数値としては好結果となりました。

豪州1月住宅ローン貸出

                                   資料 豪州統計局

内容としては、中古住宅のローン貸出が+0.78%になっています。一方で、
建設中▼1.4%、新築住宅▼0.35%ですので、新規分に対しては芳しくありません。因みに、全件数の中古住宅が占める割合は約85%ですので、仮に新築関連が伸びても全体に与える影響は少なくなっています。
尚、借り換えは約+5%の件数増になっています。この分は全体数値に加味されていません。
豪ドル/米ドルは指標発表前に0.7510米ドル付近で推移していましたが、発表後は約20ポイント程度の豪ドル高で推移しています。まだ豪ドルロングが多いと思われ、予想外の好数値にも関わらず豪ドル買いには繋がらなかった模様です。依然として豪ドル下値リスク高い中で、現在は0.7510〜20米ドルサポートで絡んでいる展開になっています。(3月10日15:30、1豪ドル=0.7524米ドル)

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