豪州1月住宅ローン貸出
本日、1月住宅ローン貸出件数が公表され、当月は+0.5%(予想▼1.0%)と予想を覆す伸びになりました。レンジが+1.0〜▼2.5%だったので、ほぼレンジ上限に近い結果になっています。
下図の上段は豪州統計局作成の昨年11月時点の流れで、下降トレンドを辿っていましたが、下段みるとここ2か月で回復基調となっています。まだ2016年初の高値を越える勢いはないので、底打ちしたか否かは読み取れませんが、少なくとも2017年最初の数値としては好結果となりました。
資料 豪州統計局
内容としては、中古住宅のローン貸出が+0.78%になっています。一方で、
建設中▼1.4%、新築住宅▼0.35%ですので、新規分に対しては芳しくありません。因みに、全件数の中古住宅が占める割合は約85%ですので、仮に新築関連が伸びても全体に与える影響は少なくなっています。
尚、借り換えは約+5%の件数増になっています。この分は全体数値に加味されていません。
豪ドル/米ドルは指標発表前に0.7510米ドル付近で推移していましたが、発表後は約20ポイント程度の豪ドル高で推移しています。まだ豪ドルロングが多いと思われ、予想外の好数値にも関わらず豪ドル買いには繋がらなかった模様です。依然として豪ドル下値リスク高い中で、現在は0.7510〜20米ドルサポートで絡んでいる展開になっています。(3月10日15:30、1豪ドル=0.7524米ドル)
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.11.22
ドル円154円台前半、本邦CPI高止まり等で一時154円割れ (11/22午前)
22日午前の東京市場でドル円は「往って来い」。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
豪ドルWeekly 100円を挟んだもみ合い、CPIで早期の利下げ観測が強まる可能性も(24/11/22)
今週の豪ドルは、豪準備銀行(RBA)が公表した理事会要旨でタカ派姿勢が確認されたものの、買いは続かず、100円水準を挟んだ小動きの相場展開が続いた。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:川合 美智子
2024.11.22
ユーロ円 下値リスクが点灯中。162円台を回復出来ずに越週した場合は一段の下落へ(24/11/22)
ユーロ/円は163円台前半から161円台後半まで断続的に売られ、結局安値圏で引けています。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:橋本 光正
2017.03.13
A$シカゴポジション(2017年3月7日現在)
豪ドルのロングポジションは僅かネット1,000枚減で、引き続き5万枚以上のネットロングを維持しています。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:川合 美智子
2017.03.09
A$円短期トレンドが変化する可能性(17年3月第二週)
オーストラリア経済は引き続き好調さを維持しています。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。