豪州12月住宅建設許可件数予想(日本時間2017年2月2日朝9時30分発表予定)
(今回発表予想)2月01日14時現在
(1)2016年11月現在までの推移と3ヶ月移動平均(前月比ベース:緑はゼロ)
豪州の住宅建設許可件数は毎月のブレ幅が大きいので、3か月移動平均線(オレンジ色)で見ると、ここ数か月は緑ライン(0%)を下回っていることが解ります。2016年央までは概ね緑ラインを上回っていましたが、年央に非居住者への住宅購入制限などの規制導入で、豪州住宅関連指数は調整期間に入っているようです。建設許可件数は先行指標なので、中銀が指摘している住宅関連のスローダウンを裏付けた数値になっています。
豪ドル/米ドルは短期的に0.7550〜0.7610米ドルの緩い右肩上がりのフォーメーションを作っています。0.7590〜0.76米ドルが重く、0.7540〜50米ドルが固く、狭いレンジに押し込めてられています。下抜けると0.7500〜10米ドル、0.7430〜40米ドルまでの下押し余地が出来ます。一方で0.7610米ドル越えると0.77米ドル、0.78米ドルまでの余地が広がっていきます。
明日は同時刻に貿易収支と住宅の指標発表が出ますが、貿易収支が大幅な黒字予想に対し、住宅関連が不冴えな予想になっており、発表時には一喜一憂になるかもしれません。為替へのインパクトは貿易収支の方が大きいので、結果内容の比重で判断していく形になりそうです。(
オーダー/ポジション状況
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