NZ4QCPI予想(2017年1月25日)

(日本時間2017年1月26日朝6時45分発表予定)

NZ4QCPI予想(2017年1月25日)

NZ4QCPI予想

NZ4QCPI予想

                     (今回発表予想)1月25日14時現在

   (1)	消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均

   (1) 消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均

(2)年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値(1〜3%)

(2)年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値(1〜3%)

明26日早朝にNZの第4・四半期消費者物価指数が発表されます。今回エコノミスト予想は年率ベースで+1.2%(レンジ+1.0%〜+1.4%)となり(上図2)、仮にレンジ下限が発表されてもNZ中銀のインフレ目標値の下限に入ります。過去3四半期毎に+0.3%位は前期比ベースで伸びているので、年率では過去3四半期だけでも+1%近くになります。
但し、上図1を見ると、何故か季節要因で各年の第4四半期が大きくマイナスになっています。今回もそのパターンになれば年率ベースでも1%以下になる波乱要因を含んでいます。今日発表された豪州の四半期消費者物価指数も予想を下回ったので、この可能性にもケアが必要と思われます。

為替は豪州ドルの下落に連れた形で朝9時半以降にNZドルは0.7255米ドル付近から0.7235〜40米ドルまで20ポイント程度NZ安で推移しています。今週初にシカゴポジションを勘案するとNZドル買い(ショートカバー)が出易いとしましたが、昨日0.7275〜80米ドルまで上伸し、0.73米ドルの抵抗線近くまでトライしました。現在はNZドル買いの調整をしている段階と思われます。
明日の消費者物価指数の上げをある程度織り込んでいると見られますが、今日の豪ドル安との連れ安をみると、明日は数値次第になりそうです。
明日の数値に季節要因がでると、0.7200〜10米ドルのサポートを切り、0.7150〜60米ドルのサポートまで押す可能性あり、逆に年率ベースで予想を上回る数値になると再度0.73米ドル方向に行き易いと思われます。(1月25日15時00分、1NZドル=0.7239米ドル)

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