3. ユーロ円　下値リスクが高い状態。160円台を割り込んで終えた場合は一段の下落へ（24/11/27）

ユーロ円　下値リスクが高い状態。160円台を割り込んで終えた場合は一段の下落へ（24/11/27）

ユーロ/円は160円台半ばまで反落して終えています。

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ユーロ円　下値リスクが高い状態。160円台を割り込んで終えた場合は一段の下落へ（24/11/27）

下値リスクが高い状態。160円台を割り込んで終えた場合は一段の下落へ

昨日の海外市場では、トランプ次期大統領が就任初日に「メキシコ、カナダへの２５％の追加関税を課す」と表明したことを受けてリスク回避の動きが強まり、円全面高の展開となりました。
ユーロはECB副総裁、ポルトガル中銀総裁の景況感悪化を懸念する発言に利下げ継続観測が強まり、対ドルでも売られる展開となりました。イスラエルとレバノンが停戦に合意との報もユーロの買戻しに繋がらず、ユーロ/円は160円台半ばまで反落して終えています。

下値リスクが高い状態。160円台を割り込んで終えた場合は一段の下落へ

チャートを見ると、直近の日足は前日足から下寄りした位置に陰線が出ており、続伸に繋げられずに終えています。またこの陰線の上ヒゲがやや長く、上値トライにも失敗しており、反発余地が限られる展開が予想されます。160.30-40，160.00±10銭に強い下値抵抗があり、これらを守り切って反発に転ずる可能性を残していますが、160円台を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
逆に、162.50超えに実体を戻せば反転、上昇の可能性が点灯しますが、この場合でも164.50超えで終えるまでは日足の形状が改善せず、下値リスクを残します。
上値抵抗は160.80-90，161.30-40，161.60-70，162.10-20，162.50-60に、下値抵抗は160.30-40，160.00±10銭、159.50-60，158.80-90にあります。

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