ユーロ円 上値トライの流れが継続(24/10/31)

チャートを見ると、直近の日足は陽線引けとなり続伸して終えました。

ユーロ円 上値トライの流れが継続(24/10/31)

上値トライの流れが継続

昨日の海外市場では、ユーロ圏7-9月期GDPが前期比+0.4%と市場予想を上回ったことや、ドイツGDPも前期比+0.2%となり市場のマイナス予報を回避したことから、ユーロが対ドル、対円で堅調に推移しました。その後NY市場で発表されたADP雇用報告が+23.3万人と市場予想を大幅に上回り、昨年7月以来の好数値となったことから対円中心にドル買いが優勢となりましたが、米7-9月期GDPが2.8%と市場予想を下回ったことからドルは反落、しかし、消費が堅調であったこと、その後に発表された中古住宅販売も市場予想を上回ったことから長期金利が上昇し、円独歩安の展開となる中、ユーロ/円も166円台半ばまで上昇して引けました。

上値トライの流れが継続

チャートを見ると、直近の日足は陽線引けとなり続伸して終えました。下値を急角度で切り上げる流れを変えておらず、短期トレンドは強い状態を保っています。上値トライの動きが継続すると見られますが、一方で、7/11に付けた175.42と8/5の安値154.43との61.8%戻しが167.40近辺となることから、これを大幅に上抜けるのも難しく168円が壁となる可能性も高いと見られます。上値抵抗は166.50-60,166.90-00,167.30-40,168.00-10に、下値抵抗は165.90-00,165.20-30,164.70-80,164.30-40にあります。164円を下抜けて終えた場合は9/16に付けた155.15を基点とする短期的なサポートラインを下抜けて短期トレンドが変化します。

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