ユーロ円 上値の重い展開(24/6/12)

フランスの選挙を巡る政局不安にユーロ売りが継続し、ユーロ/円も小陰線で終えています。

ユーロ円 上値の重い展開(24/6/12)

上値の重い展開

昨日の海外市場では先週末の欧州議会選挙で独、仏の与党が大敗を喫した流れを受けたユーロ売りやフランスの選挙を巡る政局不安にユーロ売りが継続し、ユーロ/円も小陰線で終えています。
チャートを見ると、直近の日足は実体の小さい陰線引けとなり上下の抵抗を抜け切れずに終えました。
上値を切り下げる流れにあり、下値リスクがより高い状態ですが、168円台の下値抵抗も守っており、反発に転ずる可能性を残しています。
但し、168円を割り込んで終えた場合は、短期的なサポートラインを下抜けて、166〜167円台の下値抵抗のトライする動きが強まり易くなります。この場合でも昨年12月に付けた153.23を基点として下値を切り上げる流れを維持しており、このやや中期的なサポートラインが166円台に位置していることから、166円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難く、調整下げの範囲内となります。

一方で上値を切り下げる流れからも上抜けておらず、170.60-70の日足の抵抗を上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。
上値抵抗は、169.40-50,169.80-90,170.20-30,170.60-70に、下値抵抗は168.40-50,168.00-10,167.50-60にあります。

上値の重い展開

ユーロ円日足

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