ドル円、イベント控え157円台前半で無風状態 (6/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は157円台前半での小動き。

ドル円、イベント控え157円台前半で無風状態 (6/12午前)

ドル円、イベント控え157円台前半で無風状態

12日午前の東京市場でドル円は157円台前半での小動き。朝方157.13レベルで取引の始まったドル円は、今晩のイベントを控え様子見気分が強く、午前中157.05-24の19銭レンジでの小動きに終始。東京時間正午現在は157.18での取引です。

日経平均株価は、FOMC前のポジション調整等で昨晩NYダウが下落した流れを受け、売りが先行。情報技術系、エネルギー系を除くほぼすべての業種で下げ、その後の戻りも鈍く、308円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場でも新規材料難の中、ドル円は方向感に欠ける動きとなり、157円を挟んでのレンジ相場が継続、157.14で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、日足の主要テクニカルポイントの上で推移。引き続きドル買い地合いですが、以前サポートとして機能していた5/3安値151.86と5/16安値153.60を結んだラインが短期のレジスタンスとなっているようです。

市場は今晩の米5月CPIとFOMC結果公表、パウエル議長記者会見待ち。CPIは、ヘッドラインは前年比で+3.4%の横ばい予想、除く食品・エネルギーベースでは先月の+3.6%から+3.5%へやや減速が予想されています。FOMCは政策変更なしがコンセンサスですが、市場の見方が分かれる経済・金利予想での24年末政策金利予想に注目が集まります。

ドル円、イベント控え157円台前半で無風状態

ドル円日足

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