上値の重い展開、トレンドは強気を維持
昨日の海外市場では米地区連銀経済報告(ベージュブック)が米経済の底堅さを示す内容であったこと、2、5年債入札が不調で金利が上昇したことから、ドル全面高の展開となる中で、ドル/円については日銀が157円台で介入した経緯もあって157円台では積極的な円売りも見えず、ユーロが対ドルで下落したことから、ユーロ/円は小反落して引けました。
チャートを見ると、直近の日足は小陰線で終えていますが、下値を切り上げる流れに変化なく、短期トレンドは強い状態を維持しています。一方で、昨日の値動きの中で170.70-80にやや強い抵抗が出来ており、これに再びぶつかる可能性にも注意が必要です。上値抵抗は170.70-80,171.10-20,171.50-60に、下値抵抗は169.90-00,169.60-70,169.40-50にありますが、全て下抜けて終えた場合は日足の横サポートポイントや、5/3に付けた164.02を基点とする短期的なサポートラインを下抜けて、下値余地が若干拡がり易くなります。さらに168.50以下で終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。
ユーロ円日足
オーダー/ポジション状況
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