欧米株続伸、ドル円は調整で小動き(2016年12月14日)

FOMC結果公表を本日に控えた昨晩の海外市場でも海外株は堅調に推移、NYダウ終値は+114.78ドルの19,911ドルと7営業日連続で史上最高値を更新しています。

欧米株続伸、ドル円は調整で小動き(2016年12月14日)

欧米株続伸、ドル円は調整で小動き

FOMC結果公表を本日に控えた昨晩の海外市場でも海外株は堅調に推移、NYダウ終値は+114.78ドルの19,911.21ドルと本日も史上最高値を更新しています。
一方為替市場は様子見気分が強くドル円は115円台前半を中心とした小動きに終始しました。市場は日本時間明朝4時に発表されるFOMCの結果待ちながら、株式市場の買い意欲の強さが目につきます。欧州株もほぼ全面高、日経平均先物も上昇しています。
NYダウは昨晩高値19,953をつけており、20,000ドル突破は目前、FOMCで米経済の先行きの好調さが確認でき次第今晩にも20,000ドル越えの可能性は高いものと考えられます。

市場は米国の0.25%の利上げを95%以上の確率で織り込んでおり、今回の焦点はFOMCメンバーによる来年の金利引き上げの見込みと経済見通し、イエレン議長の記者会見の内容。
昨今の株高と来年の景況感への楽観的ムードがどう反映されるのか注目されます。
また、相場がクリスマス休暇を控え今年最後の重要イベントを境に休暇ムードに向かうのか、内容如何で再び波乱の展開になるのか予想しにくく、固唾をのんで見守っている状況です。

本日の東京時間日中も為替は様子見、株価は堅調の組み合わせが続きそうです。
本邦ではこの後8:50より日銀短観が公表されます。米大統領選後の予期せぬ円高株高により企業の業況判断にどの程度改善が見られるのか注目されます。市場予想は製造業DIが+10非製造業が+19。前回9月はそれぞれ+6、+18でした。

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