ユーロ円 “ユーロ強気”を維持、161.50以下で終えれば下値リスクが点灯(24/3/1)

ユーロ円も161円70銭近辺まで続落した後162円丁度近辺まで小戻して引けています。

ユーロ円 “ユーロ強気”を維持、161.50以下で終えれば下値リスクが点灯(24/3/1)

“ユーロ強気”を維持、161.50以下で終えれば下値リスクが点灯

昨日の東京市場で高田日銀審議委員が「2%の物価目標の実現がようやく見通せる状況になってきた」と述べたことから円の買戻しの動きが急となり、ユーロ円は163円台前半から162円台前半まで下落しました。海外市場に入ると、イタリア中銀総裁の「インフレは予想以上に鈍化している。」「利下げに踏み切る時が刻一刻と近づいている」などの発言を受けて対ドルでユーロ売りが強まると、ユーロ円も161円70銭近辺まで続落した後162円丁度近辺まで小戻して引けています。

日足は寄り付き高値の陰線引けとなり、単体では下値リスクのやや高いものです。また2/1に付けた158.08を直近安値とする短期的なサポートラインを若干下抜けており、日足の形状もやや悪化しています。しかし、昨年12月に付けた153.23を起点として下値を切り上げる流れを維持しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりありません。調整下げの範囲内に留まっていることから、深い押しにもまだ繋がり難いと見られます。但し、161.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、159円を割り込んで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。逆に163.50-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退して再び上値トライの流れに戻します。上値抵抗は162.60-70,163.10-20,163.50-60に、下値抵抗は162.00-10,161.50-60,161.00-10にあります。

“ユーロ強気”を維持、161.50以下で終えれば下値リスクが点灯

ユーロ円日足


(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

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