ユーロドル1.09台前半で横ばい推移、年末年始の米金利反発にユーロ買い地合い弱まる
4日の東京市場でユーロドルはレンジ取引。朝方、1.0921レベルで取引が始まったユーロドルは、週末に米雇用統計を控え様子見気分が強く、日中1.0916-44の狭いレンジでの取引に終始しました。東京時間17:00現在は1.0936レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米ISM製造業景況指数の予想を上回る結果等に、ユーロドルは軟調に推移。
欧州時間の高値1.0965レベルから、米国で前回FOMC議事要旨が発表された直後の安値1.0893までほぼ一方向に下落しています。その後は議事要旨の内容につき解釈が分かれたこともあってやや戻し、1.0922で取引を終えています。
テクニカルにはユーロドルは、本邦正月休みの間の米早期利下げ観測後退からの米長期金利の戻しにより、21日移動平均線(本日1.0945付近を上昇中)を下抜けて、ユーロ買い地合いが弱まっています。
序盤の欧州主要株価指数先物は、概ね堅調推移。今晩この後は、22:15に米ADP雇用統計、22:30には米新規失業保険申請件数。23:45には米12月サービス業PMI確報の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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