ユーロドル1.06台を堅調推移
12日の東京市場でユーロドルは上値探り。朝方1.0620レベルで取引が始まったユーロドルは、東京時間中じり高推移し、夕刻には昨晩海外高値を上回る1.0640に達しています。夕刻欧州勢参入後は小反落し、東京時間18:30現在は1.0622レベルで取引されています。
市場は今晩発表の米9月消費者物価指数待ち。昨晩発表された9月生産者物価指数が上振れたことで、ユーロドルは一時1.0583まで軟化する場面もありましたが、1.05台での買い意欲は強く短時間で1.06台に戻しています。中東情勢の緊迫化やFRB関係者のハト派発言等に米長期金利が低下していることがユーロドルでのドル売りにつながっています。
テクニカルにはユーロドルは、21日線、基準線等を上放れ、ユーロドルの反発基調が強まっています。
序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面高。今晩この後は20:30に前回ECB理事会議事要旨公表、21:30には米新規失業保険申請数、9月CPIの発表が予定されています。
ユーロドル日足
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