ドル円105円台続伸日経平均105円高(2016年10月28日)

昨晩予想外のタイミングで約3か月ぶりの円安ドル高水準である水準である105円のせを示現したドル円ですが、

ドル円105円台続伸日経平均105円高(2016年10月28日)

ドル円三ヶ月ぶりの105円台で続伸

ドル円日中も上値試し

昨晩予想外のタイミングで約3か月ぶりの円安ドル高水準である105円のせを示現したドル円ですが、本日もドル買い意欲強く、決済日がすでに来月となり実需のドル売りも弱まっているためか、日中も105円を割りこむことなく逆に上値を伸ばす展開となりました。
ドル円は一時105.42と7月29日以来のドル高値に達し、引き続き高値圏で取引されています。

本日発表された9月の日本の失業率は3.0%、前月の3.1%より改善、一方で全国の消費者物価指数は前年比-0.5%と横ばい、同日に日本銀行が発表した「基礎的なインフレ率を補足するための指標」(消費者物価、総合、除く生鮮食品、エネルギー)は前年比+0.2%でこちらは前回8月の+0.4%から悪化しました。
円安を受け日経平均株価も上伸、終値は17,446円とゴールデンウィーク前の日銀の催促相場へのゼロ回答で株価が急落する前の水準を回復しています。

週末のポジション調整と利喰いにも注意

昨晩のドル上昇は、英国GDPが市場予想を上回ったことに端を発する米長期金利の上昇で説明されているようですが、本日の米GDP発表を前にやや相場を先取りした動きであったようにも思われます。
本日21:30に発表予定の米国第3四半期のGDP(前期比、年率)の市場予想は2.6%、前回の数値1.4%を越えられるかがまずひとつ、後は予想値と比べどの程度伸ばせるかでしょうか。ただ、今週は週明けからここまでドル円は四日連騰で来ていることから、週末を前に一巡後は利食いの売りも出やすい状況で注意が必要です。

週末はロシアOPEC会合も

また、本日から明日までウィーンで開催されるOPECとロシアの原油減産へ向けての会合もこのところ反落して50ドル割れとなっている原油先物価格への直接の材料となりますので要注意です。特に新たに減産除外を申し入れているイラクや減産は行わないとの意思を表明しているロシアの対応が注目されます。

序盤の欧米株価指数先物はまちまちの推移。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る