ドル円底値から切り返し(2016年10月31日)

金曜米国市場終盤のFBIによるクリントン候補の電子メール再捜査の報道で、前週末海外市場でドル円は高値から約1円下落。

ドル円底値から切り返し(2016年10月31日)

ドル円底値から切り返し

金曜米国市場終盤のFBIによるクリントン候補の電子メール再捜査の報道で、前週末海外市場でドル円は高値から約1円下落。
朝方東京市場では先行き不透明感と、さらに週末のOPECとロシアの会合での減産調整不調から原油先物が下落したこともあり、一旦は104.27まで一段の下押しとなりました。
しかしその後は大統領選での「トランプリスク」は増したものの、現在のところ大勢に影響なしとの判断も働いて様子見ムードが広がり月末のドル買いも入り104円台後半での取引となりました。

日本株も「トランプリスク」への警戒感から朝方は下げたものの、ドル円が底値から反発した動きを受けて次第に下げ幅を縮小。日経平均は21円と小幅安の17,425円で終了しています。
今朝方発表となった9月の本邦の鉱工業生産は前月比+0.0%と事前予想+0.9%に届かず不冴え。小売販売額(前年比-1.9%)、小売売上高(前月比+0.0%)も予想を下回っており、消費者物価に続いて本邦指標の低迷が目立つ結果となっています。
ただし、本日明日と開催されている日銀金融政策決定会合では政策の変更は予想されていません。

ドル円はトランプリスクと原油相場に警戒しつつもドル買い意欲が戻り105円試しをやり直す流れとなっています。
今晩は21:30に米個人所得と個人支出が発表予定。米国サイドも今週日本時間3日未明のFOMC結果発表、週末の雇用統計、さらに来週は大統領選と盛りだくさん。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの展開です。

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