日経反落ドル円105円を前に足踏み(2016年10月27日)

ドル円は昨晩の海外市場で104円を割り込まなかったことで下値をしっかり固めながらドル高円安方向を見ています。

日経反落ドル円105円を前に足踏み(2016年10月27日)

日経平均反落、ドル円105円を前に足踏み続く

ドル円は昨晩の海外市場で104円を割り込まなかったことで下値をしっかり固めながらドル高円安方向を見ています。
ただ、相変わらず104円台後半から105円にかけてが重く、本日も方向感なく104円半ばをはさんでのレンジ取引に終始しました。
日本株も朝方から売買が交錯、漠然とした先高感はあるものの材料不足。このところの上昇に警戒感や利食いの動きも出て、日経平均は55円安の小幅反落17,336円で終了しています。

市場は基本明日夜の米国第3四半期のGDP発表待ち、また、28-29日はOPECとロシアの減産へ向けての会合も予定されており、しばらくは週末のこれらのイベントに向けてのポジション調整が続きそうです。

夕刻発表された英国の第3四半期GDPは前期比+0.5%、前年比も+2.3%と事前予想を上回り、ブレグジット決定後も少なくとも直後には予想したほどの大きな経済の減速がなかったことを確認できた形となりました。ただ、この発表後大きくポンドが買われる展開にもなっていません。

今晩米国では21:30に耐久財受注、新規失業保険申請件数等の発表が予定されています。どちらも事前予想は前回並みの予想ですが、よほど大きな事前予想との差異がない限りはGDPと原油の減産会議の前ではレンジを抜け出しにくいものと思われます。
序盤の欧米株価指数はやや売り優勢の様相です。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る