ユーロドル:10月27 日のファンダメンタル分析
ユーロドルは最近の底値固めをやや上抜け1.0947レベルまで上昇したものの、引けにかけては失速し1.09近くへ下げてのクローズとなりました。ここまで出てきた各国の材料を消化し、11月1日の日銀会合、2日のFOMC、3日の英中銀MPCと基本的に現状維持と考える向きは多いものの、月末月初の実需を挟んで思惑で動く展開は考えられます。それまでは、はっきりとした方向感が出にくい流れは続くものと考えられます。
ユーロドル:10月27 日のテクニカル分析
ユーロドルは、先週金曜以降ソーサー状の緩やかな底固めをしています。中長期的にはユーロ安の流れを継続しやすいものの、短期的には利食いも出てきて下値トライが弱まりつつあります。本日は、1.0885レベルをサポートに、1.0935レベルをレジスタンスとする流れでしょう。
ユーロ円は、ドル円、ユーロドルともに底堅い動きを続けたことから114円台に乗せてきました。ザラバのチャートも逆ヘッド&ショルダーの形状となっていて押し目買いが出やすい地合いとなっています。本日は、113.80レベルをサポートに、114.30レベルをレジスタンスとします。
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