3. ドル円、金融システム不安後退でじり高推移（3/29午前）

ドル円、金融システム不安後退でじり高推移（3/29午前）

29日午前の東京市場でドル円はドル買い・円売り優勢。

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ドル円、金融システム不安後退でじり高推移（3/29午前）

ドル円、金融システム不安後退でじり高推移

29日午前の東京市場でドル円はドル買い・円売り優勢。朝方130.90レベルで取引の始まったドル円は、欧米金融機関の信用不安が緩和したことなどから「リスク回避の円買い」が後退。朝方131円台を回復するとその後もじりじりと値を上げ、11時台には高値131.79まで上昇しました。月末・四半期末・年度末に絡んだ本邦の実需のドル買いも支援材料となっている模様です。東京時間正午現在は131.73レベルで取引されています。

日経平均株価は続伸。円安に加え、本日が3月期決算企業の権利付き最終日に当たることから、配当や優待の権利取り目的の買いが支援材料となり107円高で午前の取引を終えています。

昨晩海外市場ではドル円相場が不冴え。米金利低下に伴うドル売り圧力などから、米国時間明け方には130.41円まで下落しました。その後は下げ渋り、29日朝には130.90レベルまで戻して東京時間につないでいます。

本日この後は、米2月中古住宅販売成約指数や米7年債入札などが控えています。

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