ユーロドル横ばい後に軟化、夕刻一時1.07割れ
7日の東京市場でユーロドルは1.07台前半の狭いレンジでの取引。朝方1.0728レベルで取引が始まったユーロドルは、昨日同様日中の動きは限られ、1.0721-44の狭いレンジでの取引に終始しました。夕刻欧州勢参入後は一旦ユーロ売りが強まり、1.0697まで値を下げる場面もありましたが、1.07割れは買い戻され、東京時間18:30現在は1.0724レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、特段の新規材料は出なかったものの、先週末来の米金融引き締め長期化観測が尾を引いた形で米長期金利が上昇、米10年債利回りは一時3.65%の高値をつけました。ユーロドルでもそれに沿った形でドル買いが強まると、1.07台前半に値を下げて、1.0730近辺で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、先週末からの下落に21日移動平均線、基準線等を下抜けてユーロ売り地合いが強まっており、1.0565に位置する一目均衡表の「雲」の上限までの下値余地が広がっています。
序盤の欧州主要株価指数は、おおむね堅調推移。今晩この後は、22:30に米12月貿易収支、26:00にはパウエルFRB議長の会見が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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