アメリカ12月貿易収支の予想(23/2/7)

日本時間2023年2月7日22時半に発表予定です。

アメリカ12月貿易収支の予想(23/2/7)

アメリカ12月貿易収支の予想

本日22時半に米国12月貿易収支が発表されます。前回11月は予想より15億ドル赤字幅が減りました。12月予想は▼685億ドルで、前月比で赤字額が70億ドル増加していますが、昨年3月の最大赤字額▼1,069億ドルから比較すると36%減になっています。
既発の12月商品貿易収支(下図@の灰色折れ線)は▼903億ドルで11月の▼829億ドルから赤字額が増加していますので、今回(12月分)の商品とサービスの貿易収支が増加予想になっています。
また、下図Aを見ると、輸出入共に下降トレンドを辿っています。内需も外需も弱まっていると思われます。赤字額減少及び輸入減は米国の内需が弱くなっている可能性が高いので、今回の数値以降、消費が底打ちを始めたのか注目する必要があります。

アメリカ12月貿易収支の予想

(今回予想:2023年2月7日9:00現在)

@ 11月までの推移と今回予想値

@	11月までの推移と今回予想値

(発表値は黄色の折れ線で、今回分は青の矢印)

灰色の折れ線:モノの貿易収支
黄色の折れ線:モノとサービスの収支(通常発表分)
青の棒グラフ:対中国
オレンジ:対日


上図の〇印は対中の赤字推移を示しています。2022年3月の最大赤字額から減少傾向を辿っています。1月からゼロコロナ政策を解除したので、今後は回復するのか注目されます。

A月別輸出入額(2022年11月迄)

A月別輸出入額(2022年11月迄)

下図はドル円の週足チャートです。昨年10月17日週高値からの抵抗線A(=130円00銭)は先週金曜日の雇用統計まで我慢していましたが、昨日6日の日銀総裁の後継人事に関する観測記事で上抜きました。目先はドルの戻り高を狙う構えに入っています。そして先週の終値131円12銭に窓を空けています。
一方で1月16日底値からのサポートB(=128円90銭)があり、そこから平行に上げたC(=133円40銭)とドル高トレンドラインを形成し、かつ昨年7月下旬から4週連続で実体部分の陰・陽線を作ったD(=133円35銭〜45銭)で丁度同じ水準の抵抗線になっています。当面はこのCとDを上抜けられるかになります。もう一段上は昨年7月中旬の高値からの横抵抗線E(=138円60銭)がポイントになりそうです。
下値はまずA内に回帰し、Bを割らない限りは2021年12月底値からのF(=121円30銭)方向狙いには入れません。

A月別輸出入額(2022年11月迄) 2枚目の画像

(2023年2月7日14:40、1ドル132円29銭)  

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る