ユーロドル1.06台回復、米長期金利低下を受け欧州時間に急伸
4日の東京市場でユーロドルは堅調推移。朝方1.0549レベルで取引が始まったユーロドルは、米長期金利の低下を受け日中はじり高推移。夕刻欧州勢参入後は米長期金利の一段の低下に急上昇し、一時1.0635の高値をつけ、東京時間20:00現在は1.0619レベルで取引されています。
為替市場では全般的に主要通貨に対するドル売りが強まっており、ドル円も一時130円を割っています。
テクニカルにはユーロドルは昨日海外市場で、ストップロスを巻き込む形でユーロが1.0520まで急落した過程で約2か月ぶりに21日線を割り込んでおり、ユーロ売り地合いが強まっています。本日も1.0610付近を上昇中の21日線に頭を抑えられた格好です。
市場は、年明け未だ方向感をつかめない状態のまま、週末に米雇用統計を控え落ち着かない動きです。市場間の連携も薄く、方向感探りが続きそうです。
序盤の欧州主要株価指数は中国が不動産大手の支援策を検討中との報道を好感し、ほぼ全面高の様相。今晩この後は24:00に米12月ISM製造業景況指数、明日未明28:00には12月分FOMC議事要旨の公開が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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