ユーロドル1.05挟み、レンジ相場続くも底堅い
8日の東京市場でユーロドルは1.05を挟んでの小動きに終始。朝方1.0512レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.05を挟んで1.0494-0519の狭いレンジでの取引に終始。夕刻欧州勢参入後やや上値を伸ばしたものの高値は1.0531までで、東京時間18:30現在は1.0506レベルで取引されています。12月FOMCを来週に控えながらも、為替市場は既に年末相場の様相。
最近の米経済指標の好不調による米長期金利の乱高下にもかかわらず、CME FEDWATCHでの12月のFOMCでの利上げ幅予想は0.5%が約8割と安定的に推移しており、今年に関しては既に議論の余地は少ないとの市場の見方を反映しているものと思われます。
一方で、来年の6月あたりの米FF金利予想は、いったん後退していた5-5.25%の確率がじりじりと35%あたりに戻してきており、こちらは引き続き、長期金利や為替相場の変動要因となっています。
テクニカルにはユーロドルは引き続き転換線の上でじり高推移しており、ユーロ買い地合いが続いていますが、昨日21日移動平均線が200日移動平均線をゴールデンクロスしており、突出した動きとはなっていませんが、ユーロをサポートしそうです。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後は22:30に米新規失業保険申請件数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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