ユーロドル1.05台前半、雇用統計前に200日線上放れドル売り地合い強まる (12/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは高値圏でのもみ合い。

ユーロドル1.05台前半、雇用統計前に200日線上放れドル売り地合い強まる (12/2夕)

ユーロドル1.05台前半、雇用統計前に200日線上放れドル売り地合い強まる

2日の東京市場でユーロドルは高値圏でのもみ合い。朝方1.0524レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤にいったん1.0539レベルまで上げた後、日中は1.05台前半で方向感なく推移しました。しかし、夕刻欧州勢参入後はもみ合いながらもやや上値を拡大し、高値を1.0545まで伸ばした後、東京時間18:00現在は1.0533レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米10月PCEコアデフレータの伸び率鈍化やISM製造業景況指数の予想以上の悪化と50割れ等に米長期金利が急低下。ユーロドルは米国時間に高値1.0533をつけた後、1.05を挟んで乱高下する展開となりましたが、次第に底値を切り上げ、1.0524レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは昨日来の上昇200日移動平均線を上放れ、ドル売りユーロ買い地合いが強まっています。日足ではすでに上方向にレジスタンスは見当たらず、週足では21年1月の高値1.2349から今年9月につけた安値0.9536までの下落の38.2%戻しが1.0611レベル。これは21年6月からの長期下落レジスタンスとほぼ一致します。一方下方向は、最も近い転換線が1.0393レベル。その下には1.0367レベルに200日線が控えており、1.03台後半が当面のサポートとなりそうです。

序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。すでに発表を待たずに相場が動き始めている感はありますが、今晩この後は22:30に米雇用統計の発表があります。

ユーロドル1.05台前半、雇用統計前に200日線上放れドル売り地合い強まる

ユーロドル日足

ユーロドル1.05台前半、雇用統計前に200日線上放れドル売り地合い強まる 2枚目の画像

ユーロドル週足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る