ユーロドル、欧州時間に入り1.04台に急伸
15日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急上昇。朝方1.0331レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0312-40の極々狭いレンジでの取引に終始しました。しかし、夕刻欧州勢参入後に米長期金利が低下したことを受け、ドル全面安の展開に。一時1.0418の高値をつけた後、東京時間17:30現在は1.0404レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、連休明けの米債券市場で、10年債利回りが木曜終了時点よりやや高めで推移したこともあり、木曜の「CPIショック」にも一服感が出て、ユーロドルは1.0272-332レベルで比較的穏やかな動きとなりました。
テクニカルにはユーロドルは本日1.0429レベルの200日移動平均線に接近中。同レベルを超えると一段とユーロ買い地合いが強まる一方で、同レベルは10/13安値0.9632を変形トリプルボトムの頭と考えた場合のターゲット1.0450レベルとも近く、一旦は止まりやすい水準とも考えられます。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後は19:00にユーロ圏7〜9月期GDP改定値、独11月ZEW景況感指数、およびユーロ圏9月貿易収支、22:30には米10月PPIとNY連銀製造業景況指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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