ユーロドル1.04台回復、地政学リスクややゆるみ上値試し再開か (11/16夕)

16日の東京市場でユーロドルはじり高推移。

ユーロドル1.04台回復、地政学リスクややゆるみ上値試し再開か (11/16夕)

ユーロドル1.04台回復、地政学リスクややゆるみ上値試し再開か

16日の東京市場でユーロドルはじり高推移。朝方1.0355レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は米株先物の動きにつれじりじりと値を上げ、夕刻1.04台に乗せ一時1.0421の高値をつけ、東京時間18:30現在は1.0413レベルで取引されています。注目されているロシア製ミサイルのポーランド着弾に関しては、バイデン大統領が午前中「軌道からみてロシアから発射されたものとは考えにくい」と発言、午後にはウクライナ軍の迎撃ミサイルの可能性が報じられ、ロシアNATO間の緊張が和らぐと見込まれたことも、ユーロドルをサポートしています。

昨晩海外市場では注目された米10月PPIが予想以上に鈍化、米長期金利が低下したことや、その前に発表されたドイツ11月ZEW景況感指数が予想以上に改善していたことで米国時間に1.0477まで急伸しました。買い一巡後はロシア製ミサイルがNATO加盟国のポーランドに着弾したとの報道で米国時間後にかけて安値1.0280まで急落。引けにかけて1.03台半ばに戻し、東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは本日1.0424レベルの200日平均線に再び接近中。昨晩一度上抜けてはいるものの、終値ベースでは大きく後退していることから、本日終値との位置関係に注目です。下方向は上抜けてきた9月末からの上昇チャネル上限が1.0230レベルでサポートしそうです。

序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は22:30に米10月小売売上高と輸入物価指数、23:15に米10月鉱工業生産、設備稼働率、24:00に米11月NAHB住宅指数、9月企業在庫の発表が予定されています。

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