3. ユーロドル、4半期開けは0.98近辺で方向感の定まらない動き (10/3夕)

ユーロドル、4半期開けは0.98近辺で方向感の定まらない動き (10/3夕)

3日の東京市場でユーロドルは0.9800近辺でのもみ合いに終始。

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ユーロドル、4半期開けは0.98近辺で方向感の定まらない動き (10/3夕)

ユーロドル、4半期開けは0.98近辺で方向感の定まらない動き

3日の東京市場でユーロドルは0.9800近辺でのもみ合いに終始。朝方0.9803レベルで取引が始まったユーロドルは、0.9785-0.9835レンジでの上下動を繰り返しました。東京時間18:30現在は日中レンジを下抜け0.9782レベルで取引されています。
先週は米長期金利とポンドに振り回された格好となったユーロドルですが10月の出だしは静か目の滑り出しとなっています。

テクニカルにはユーロドルは9/20の直近高値1.0051からの下落の61.8%戻し(0.9854)で頭が重くなっています。その上には0.9867の基準線、0.9888レベルを下降中の21日移動平均線等があり、0.99にしっかり乗せるまでは、反発局面に入ったとは言いづらい状況です。

週末にはウクライナ軍が東部戦線の要衝リマンを奪還、ロシア国内に動揺が広がっています。これをロシアのプーチン政権の瓦解への第一歩ととらえるか、ロシアの部分的核兵器使用と西側諸国との全面戦争への危険な道筋ととらえるかで、ユーロの中期の展望は全く異なるものとなってきます。

序盤の欧州主要株価指数は週末のロシアガスプロム社のイタリアへの天然ガス供給の停止や、ECBのタカ派姿勢を懸念してほぼ全面安。今晩この後は22:45に米9月製造業PMI、23:00に米9月ISM製造業景況指数および米8月建設支出の発表が予定されています。

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