米9月ISM製造業景況指数の予想(22/10/3)

本日23時、米国9月ISM製造業景況指数が発表されます。

米9月ISM製造業景況指数の予想(22/10/3)

米9月ISM製造業景況指数の予想

米9月ISM製造業景況指数の予想

日本時間2022年10月3日23時発表

(今回発表予想)2022年10月3日12時現在予想

本日23時、米国9月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。前回8月は予想を上回る結果となりました。市場は好悪判断の50を上回っているので景気悪化とは見ていない様ですが、トレンドは下降を続けているので、このままの流れでは反発も期待できない状況です。今回予想も50を越えていますが、引き続き50をやや上回る程度に留まっています。また既発の9月PMI製造業景況指数の改定値が今日(ISMよりも先の22時45分)発表されますが前回の51.8よりも下方修正され、更にこのISMが前回以下の結果になった場合、金利と株式市場がどの様に受け止めるかを見たいと思います。
尚、アトランタ連銀GDPナウが9月27日現在の0.3%から同30日現在2.4%に大幅上方修正されました。これは30日発表の第3四半期分個人消費支出の伸びが要因としていると分析しています。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

(青の矢印は今回予想値、青の横線は2018年時高値61.3、赤は50)

先週のPCE時に添付したドル円の週足チャートはそのままの状態を維持しており、先週足は7連続陽線となりました。前回3月時の9週連続をトライ出来る流れにいます。アナノロジーで行けば残り2週連続陽線、値幅16円42銭で今回は149円00銭〜20銭が目途になります。この前に1998年8月高値の147円64銭があります。
さて、下図はドル円の日足チャートです。今年5月24日底値からのサポートA(=133円70銭)にありドル高トレンドを形成しています。今年8月2日底値からドル高サポートB(=139円00銭)にあり、そこから平行に上げた目安のC(=143円20銭)とD(=147円20銭)とで、ドル高トレンドになっています。現在の相場はCを越えて推移しており、トレンドラインはCとDになっています。目先は横抵抗線のE(=145円00銭)があり、上値を抑えています。今日ザラ場で145円を上抜きましたが、今日以降の日足終値で確認したいところです。もし確認できればD方向へのトライが可能になり、今週も陽線引けの可能性が高まります。あとは介入を警戒しておく必要があります。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ) 2枚目の画像

(10月3日14:30、1ドル=144円92銭)

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