ユーロ・ドル:9月19日からの先週
19日は、前週末の引けの1.1156からややギャップダウンの1.1152で始まり、東京時間はやや上戻して1.1173まで上昇、そして19日安値の1.1150へ下押し、欧州時間に入りユーロ買いが強まって、NY時間に入り19日高値の1.1198まで上伸、その後やや下押しして1.1174で引けました。
20日は、前日引けの1.1174で始まり、東京時間は横ばいもみ合いでしたが、欧州時間に入りユーロは一気に上昇して20日の高値
1.1213をつけました。その後は一転ユーロ売り優先となりNYでの安値引けとなりました。20日安値の1.1150を付けて引けました。
21日は、前日引けの1.1150で始まり、日中下押しして21日安値の1.1122を付けました。その後は昨日とは反対に、一転ユーロ買い優先となり21日高値の1.1196を付けました。その後やや下押しして1.1188で引けました。FRBがFOMCで利上げを見送ったためドル売りが優勢となりました。
22日は、前日引けの1.1187で始まり、直後やや下押しして1.1184を付けました、これが22日低値でした。その後、欧州時間に入り22日高値1.1257まで上伸、そしてNY時間に入り一気に1.1199まで下押ししました。引けはやや上戻して1.1209.」
23日は、前日引けの1.1207で始まり、日中やや下押しして23日安値の1.1193を付けました。その後は穏やかにじりじりと上昇を続け23日高値の1.1240まで上伸、その後やや下押しして」1.1230で引けました。
ユーロ・ドル:9月26日からの今週
CME通貨先物ポジション状況: 9月13日時点
(9月13日) (9月6日) (8月30日)
円 56846 54489 63661
ユーロ▲81475▲92630▲81925
ポンド▲82821▲89969▲92485
シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで9月6日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週から更に増加。
過去最高の買い持ち高は、2007年5月15日 +119,538、
過去最高の売り持ち高は、2010年2月9日 -57,152
シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、
15.370(+4.99)日中高値は17.07、安値15.28。株価の落ち着きに伴い、リスク値が低下傾向となりました。
過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39
先週、日・米の中央銀行会議を乗り越えましたが、
思いのほか市場は動意薄で、今後の方向性を示唆する動きにはなりませんでした。
特にユーロドルは、ユーロ自身の材料が乏しく、ドルの動向に左右される展開なのですが
先週末時点のテクニカルを見てみます。
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
9月19日の 1.1147 〜 1.1198
9月20日の 1.1149 〜 1.1213
9月21日の 1.1122 〜 1.1196
9月22日の 1.1184 〜 1.1257
9月23日の 1.1193 〜 1.1240
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
基準線が 1.1245で横ばい
実勢値 1.1230 23日引け
転換線が 1.1210で下降中
先行スパン2が 1.1170で上昇中
先行スパン1が 1.1161で上昇中
遅行スパン 1,0981で上昇中
と
実勢値が先行スパン1と2の上に位置していますが
基準線と転換線に挟まれた狭いスペースでもみ合っています
また
下値目途は
9月21日の 1.1123
8月05日の 1.1046
7月25日の 1.0952
6月24日の 1.0911
これだけ見てもはっきりとした方向感は出ていません
ただ、ポイントが集まってきていて。動き出すタイミングが近いと警告しています。
大きくは、5月3日の1.1616からの下げのトレンドの中なので
下方向への放れの可能性が高いのではと想定します。
予想レンジは、1.1100~1.1400 と見ます。
オーダー/ポジション状況
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