利上げペース鈍化からドル売り株高(2016年9月23日)

政策金利の

利上げペース鈍化からドル売り株高(2016年9月23日)

ユーロドル:9月23日のファンダメンタル分析

FOMCというもうひとつのイベントを前に、為替市場は失速し欧州市場では日銀会合前の水準よりも円高の動きとなり、FOMCでは利上げが見送られたことから株式市場は買いで反応し、為替市場はドル売りで反応と一時期の利上げ思惑が遠のいていた時の動きを再現することとなりました。日米のイベントが明け東京市場が休場となった昨日は、主要株価指数は続伸したものの、為替市場はドルの上値が重くドル円は一時100.10レベルと大台目前の水準まで円高が進み、その後100円台後半へ戻しての引けとなりました。

ユーロドル:9月23日のテクニカル分析

ユーロドルは、ドル安の動きの中で昨日は1.12台半ばまで上伸する動きを見せました。しかしドルは弱いものの、長期的なユーロ安を見込む向きはまだまだ多く、1.12台半ばから1.13台前半は、これまで9月に入ってからの動きと同様に丁寧に売りが被さってくる展開が予想されます。本日も基本は戻り売り、1.1225レベルをレジスタンスに、1.1175レベルをサポートとする流れでしょう。

今日のレンジは、1.1150~1.1250

ユーロ円は、昨日一昨日と安値112.09レベルでいったん安値を付け、その後ユーロドルの上げがけん引する形で113円台半ばまで上伸、その後やや水準を下げてきています。日米のイベントを経過したことで、イベント前の水準(113円台半ば)まで戻し、いったん仕切り直しといった感じですが、ドル円もユーロドルも戻り売りを考えていますので、113円台半ばは目先の高値圏と考えられます。本日は、113.40レベルをレジスタンスに、112.60レベルをサポートと113円挟みの流れとします。

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