豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(22/7/4)

明日7月5日火曜日、定例の豪州政策金利が発表されます。

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豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(22/7/4)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

(2022年7月5日火曜日東京時間13時30分公表予定)

明日7月5日火曜日、定例の豪州政策金利が発表されます。今回の予想は以下です。

豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(7月4日12時00分現在)
  現行のOCR 0.85%を1.35%へ利上げ(予想レンジは1.35〜1.60%)

前回の6月会合では予想(0.40%上げ)をやや上回る0.50%のOCR引き上げを実施しました。今回7月も利上げ継続予想で、上げ幅予想の中間値は0.5%、レンジは最低で0.50%、最大で0.75%上げの予想です。
@ 前回議事録で示唆した不確実性要因である世界的なエネルギー価格高が続き、かつウクライナ戦争の長期化も避けられず、インフレ拡大が止まらない。
A 労働市場も引き締まっており、インフレ期待が高まっているので、その機先を制する上でも、50ベーシスの利上げ予想が大半となっています。
B 下表にある様に僅か1ヶ月経過で、米国同様の大幅利上げ予想に変わっています。Aにもある様に市場のインフレ期待を沈静化する上で、年内での早期利上げ実施を見込む分析が多く、2022年末である程度の利上げ打ち止めの流れを予想しています。

下記はエコノミストのOCR見通しになっています。前回6月予想と比べ、2022年末段階で、0.75%(赤字)の利上げ幅上昇となっています。レンジ上限は年末で3.35%まであるので、今回の議事要旨次第で、次回以降一段の利上げ加速予想になるか、市場見通しの下方修正になるかも想定する必要ありそうです。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

尚、前回の記者発表要旨の一部抜粋は下記です。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 2枚目の画像

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豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 3枚目の画像

(注)本文はあくまで英文の一部を訳したものですので、和訳はあくまで便宜的なものとしてご利用頂き、適宜、英語の原文をご参照して頂きます様お願いします。(出所:豪州中銀HP

豪ドル米ドル相場はシカゴポジション341を御参照願います。豪ドル自体は非常に弱い流れですので、明日予想通りになった時のプライスアクションを見たいと思います。

尚、次回会合は2022年8月2日(火曜日)に予定されています。
(7月4日14:30、1豪ドル=0.6211米ドル) 

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