ユーロドル一時1.05割れ、昨晩高値更新後軟調に転じる (5/18夕)

18日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に下落。

ユーロドル一時1.05割れ、昨晩高値更新後軟調に転じる (5/18夕)

ユーロドル一時1.05割れ、昨晩高値更新後軟調に転じる

18日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に下落。朝方1.0550の高値圏で取引が始まったユーロドルは、序盤は高値圏でもみ合い、9時過ぎには昨晩海外高値を上回る1.0564まで上昇しました。しかしその後は米株先物が伸び悩んだこと等で失速、徐々に値を下げる動きとなりました。夕刻欧州勢参入後は今晩の欧米株式市場の軟調を警戒してユーロ売りが加速。一時1.05を割り込み安値1.0494をつけた後、東京時間18:30現在は1.0514レベルで取引されています。

昨晩海外市場ではユーロドルは株価の堅調とECB関係者のタカ派発言に堅調に推移、米国時間には一時1.0555まで急伸しました。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の上昇で本日1.0475の転換線を上放れ、本日1.0574レベルを下降中の21日線に一時は迫る勢いとなりました。テクニカルにはユーロ買い地合いに転じてもおかしくない状況ですが、地合いの変化を確認する上では、本日3月末下落局面が始まってから初めて転換線を完全にクリアできるか、21日線に達することができるか、の二点に注目です。

序盤の欧州主要株価指数は昨晩のパウエルFRB議長のタカ派姿勢を警戒して、上値の重い展開。今晩この後は21:30に米4月住宅着工件数、23:30に米週間原油在庫統計の発表が予定されています。

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