ユーロドル1.04台で株価に沿った動き、一時転換線付近を回復 (5/17夕)

17日の東京市場でユーロドルは1.04台を堅調推移。

ユーロドル1.04台で株価に沿った動き、一時転換線付近を回復 (5/17夕)

ユーロドル1.04台で株価に沿った動き、一時転換線付近を回復

17日の東京市場でユーロドルは1.04台を堅調推移。朝方1.0434レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.04台前半中心に方向感なく推移しましたが、夕刻にかけて米株先物が上昇すると上値を伸ばし、一時1.0492の高値をつけた後、東京時間18:30現在は1.0476レベルで取引されています。

昨晩海外市場でもユーロドルは概ね株価動向に沿った動きとなり、昨晩発表されたNY連銀製造業景況指数が予想外のマイナスに転落すると、株価の急落に伴いユーロドルも深夜に1.0390まで売り込まれる場面がありました。しかし、米国終盤にかけて株価が持ち直すとユーロドルも1.0443まで戻し、1.0433レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは先週末からの反発で転換線付近まで値を戻す動きとなっています。3月以降の下落局面で一貫して頭を抑えられてきた転換線だけに、ここを上抜けていくためにはさらなる買い材料が必要となりそうです。

序盤の欧州主要株価指数は上海でコロナ感染拡大が収まりつつあるとの楽観的な見方に支えられ、ほぼ全面高。今晩この後は21:30に米4月小売売上高、22:15に米4月鉱工業生産、設備稼働率、23:00に米3月企業在庫の発表が予定されている他、26:00にラガルドECB総裁が、27:00にはパウエルFRB議長がそれぞれ講演を予定しており、注目されます。

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ユーロドル日足

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