A$シカゴポジション(2016年9月6日現在)
主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年9月06日現在の数値)
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴ筋は豪ドルのロングポジションを3,600枚程減らし、4万枚を割りました。再度4万枚が壁になっています。ポジションはロングのみの枚数が減っており、ショートの枚数は変わらずですので、相場の方向性はまだ出ていません。
豪ドル/米ドルの相場ですが、シカゴ締日の相場はあまり変わりませんが、先週は一時1豪ドル=0.77米ドルの抵抗線を越えて0.7733の高値から100ポイント近く値を下げています。この相場を見るとシカゴのロング枚数も更に減らしている可能性が高くなっています。
相場は相変わらず0.7510〜0.7830の右肩上がりを維持していますが、現在のスポットはレンジの下限付近にいます。仮にこの水準を下抜くと0.7470と0.7390の2つのサポートを試す流れに入ります。後者割っても豪ドル高トレンドには変わりありませんが、0.7140〜50サポートと、今年安値の0.6830〜0.69までの下値余地が出来てしまいます。この動きになれば米ドル全面高に入ると思われます。一方、上値は0.7580を越えると再度0.7650、0.77を狙う流れに戻ります。(1豪ドル=0.7535米ドル、9月12日13時50分現在)
(1)豪ドル/米ドル
オーダー/ポジション状況
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