ECB理事会ドラギ総裁の会見(2016年9月5日)

8日のECB理事会、

ECB理事会ドラギ総裁の会見(2016年9月5日)

ユーロドル:9月5日のファンダメンタル分析

ユーロドルも高値1.1252レベルを付けました。しかし大きな動きはそこからで、9月利上げの可能性が後退したと考えた結果、株式市場が大幅高となりNYダウが大幅高、225先物も17000円の大台に乗せる動きを見せリスクオンの動きからドル円が急騰、104.32レベルの高値をつけ、引けにかけて104円割れにやや押してのクローズ。ユーロドルは1.1150レベルの安値をつけ、ほぼ安値引けとなりました。
ユーロドルも、ドル売り後のドル反発の動きに沿った展開でしたが、今週は8日にECB理事会があり、緩和策に関して債券購入期間の延長などが決定あるいは示唆される可能性が強く、

ユーロドル:9月5日のテクニカル分析

本日以降の焦点は理事会に向くこととなります。ただ、英中銀の利下げ以降ECBの追加緩和を考える向きが多いため、これまで同様ユーロドルの動き自体はあまり大きなものとはならないでしょう。本日は1.1135レベルをサポートに、1.1190レベルをレジスタンスとする流れとします。

ユーロ円は、ドルが乱高下する中で最終的にドル円でのドル買いが勝り、高値116.37レベルを付けた後に116円をやや割り込んでの引けとなりました。ドル円の上昇スピードが強いことからユーロ円をはじめ、クロス円全般が強い流れとなっていますが、株価も17000円の大台に乗せる動きの中で、ドル円同様そろそろ高値警戒癌が出てきてもおかしくありません。本日は、116.30レベルをレジスタンスに、115.70レベルをサポートと、116円挟みの展開でしょう。

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