アメリカ12月貿易収支の予想(22/2/8)

日本時間2022年2月8日22時半に発表予定です。

アメリカ12月貿易収支の予想(22/2/8)

アメリカ12月貿易収支の予想

本日22時半に米国12月貿易収支が発表されます。2020年4月以降、米経済急回復と共に貿易収支の赤字拡大傾向が止まらず、12月予想収支▼830.6億ドルは最大の赤字額となっています。
下図@を見ると、昨年9月に過去最高だった灰色のモノの収支(▼980億ドル)は12月既発数値の▼1,010億ドルで更新しており、黄色の総合収支(同▼814億ドル)も今回の予想値で越えています。貿易赤字拡大は、消費中心に内需拡大を意味しますので、景気拡大を裏付けているようです。

アメリカ12月貿易収支の予想

(今回予想:2022年2月8日9:00現在)

@ 11月までの推移と今回予想値

@	11月までの推移と今回予想値

(発表値は黄色の折れ線で、今回分は青の矢印)


下図Aの月別の輸出入額推移を見ても、青の輸出はCovid-19前の高値を少し超えただけに留まっていますが、オレンジ色の輸入は昨年3月に高値を越えてから拡大一途です。

A月別輸出入額(2021年11月迄)

A月別輸出入額(2021年11月迄)

下図はドル円の日足チャートです。流れはドル高トレンドを継続しています。
短期的には昨年9月22日底値から上げたサポートA(=115円55銭)が、1月14日に下抜けてから次の押し目を模索していましたが、現在はまだ抵抗線になっています。一方で直近高値からの抵抗線B(=115円45銭)もあり上値を抑えています。一方で、横抵抗線C(=115円52銭)も変形ですがヘッド&ショルダーの右肩を形成しています。この115円45銭〜55銭に抵抗線が集まっています。ドル一段高を狙うには日足で115円60銭越えの終値を確認したいところです。一方で、新たなサポートD(=113円95銭)が下値を守り、直近はE(=114円50銭)にサポートできています。今週は今日の貿易収支と10日には重要な米消費者物価指数が予定されています。10年債金利と株価動向には気をつけたいと思います。

A月別輸出入額(2021年11月迄) 2枚目の画像

(2月8日10:45、1ドル=115円29銭)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る