ドル円115円台前半で堅調推移
8日午前の東京市場でドル円は上昇。朝方、115.10レベルで取引の始まったドル円は、日経平均株価の堅調や時間外の米長期債利回りの上昇傾向にほぼ一方向で値を上げて、昨日の高値を抜け一時115.41をつけました。その後はやや戻したものの高値圏での推移が続き、東京時間正午現在は115.37レベルで取引されています。
日経平均株価は、世界的に株式市場が落ち着きを取り戻していることから好決算銘柄を中心に買い戻しの動きが強まり、上げ幅は一時200円を超えました。その後はやや利食い売りに押され、前日比116円高で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場ではアジア時間からの株価の軟調やポジション調整の売りを受け、ドル円は欧州時間に一時114.92まで下げる場面もありました。しかし114円台は買いが強く、米国時間には115円台を回復、115.10レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはドル円は基準線、転換線、21日線等を上放れて上昇基調を維持。上方向は短期的には一昨日の高値115.43、そして1/28高値115.68がターゲットとなります。材料難の中、それらのレベルを抜けると、テクニカル主導で上昇加速の可能性があり、また、いずれのターゲットも現在値からさほど離れていないことから、午後の動向には要注意です。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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