豪州7月小売売上高予想(2016年8月31日)

(発表9月1日、日本時間10時30分発表予定)

豪州7月小売売上高予想(2016年8月31日)

豪州7月小売売上高予想

豪州7月小売売上高予想

                             (8月31日14時現在)

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        小売売上高(2016年6月迄、青は前月比伸び、オレンジは6ヶ月移動平均)

小売売上高はここ数年間ほとんど前月比プラス(上図の赤い線)で推移しているので、売上高自体は右肩上がりを続けています。しかしながら伸び率自体は右肩下がりになっているので、GDPに与える影響は小さくなっています。7月予想も+0.3%で、前月の+0.1%よりは上回りますが、さほど強い数値ではありません。
豪ドル/米ドルはドル全面高の流れが続き、目先は豪ドル弱い流れになっています。30日発表の住宅建設許可件数が大幅な伸びを示したにも関わらず、豪ドル高への戻りも弱く、昨日は再度強い下値サポートである0.7510までトライし、14時現在では0.7520〜25付近で推移しています。
今回の小売売上高が予想を下回り、マイナスにでもなると、この0.75米ドルサポートを切って、右肩上がりトレンドラインの下限である0.7480まで下押す可能性が高くなっています。更にこのラインを下回ると、少し大きな豪ドル安調整に入る可能性高まりますので、この重要ラインを維持できるか注目されます。

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