波乱予想の9月相場(週報2016年8月第五週)

予想

波乱予想の9月相場(週報2016年8月第五週)

ユーロ・ドル:8月22日からの先週

22日は、先週末の引けの1.1323からややギャップダウンの1.1316で始まり、東京時間に穏やかにじりじりと下降を続け、22日の安値1.1270まで下押しして、その後欧州時間に入り、債券利回りの低下に伴うドル売りが再開し、ユーロは22日高値の1.1330まで上伸、その後やや下押しして1.1319で引けました。

23日は、前日引けの1.1319で始まり、その後は穏やかにじりじりと上昇を続け、23日の高値の1.1355まで上伸、その後は穏やかにじりじりと下降を続け23日安値の1.1303を付け、1.1304で引けました。

24日は、前日引けの1.1304で始まり、東京時間に穏やかにじりじりと上昇を続け、24日の高値1.1311を付け、その後は穏やかにじりじりと下降を続け、NY時間に24日の安値1.1244まで下押しして、やや上戻して1.1263で引けました。

25日は、前日引けの1.1263で始まり、直後にやや下押しして1.1259を付けました、これが25日の安値となりました。その後じりじりと上昇を続け、欧州時間に入り、25日の高値1.1297を付け、やや下押しして1.1284で引けました。

26日は、前日引けの1.1282で始まり、その後は横ばいもみ合いでしたが、シンポジウムでのイエレンFRB議長の講演で当初ドル売りでユーロ買いで、26日高値の1.1341まで上戻し、が直後にドル買い・ユーロ売りとなり、今度は26日安値の1.1180まで下押しし1.1197で引けました。

ユーロ・ドル:8月29日からの今週

ポイント:ユーロは引き続き主体性に乏しい

CME通貨先物ポジション状況:8月23日時点
     (8月23日)    (8月16日)    (8月9日)
円     60316     56006     48831 
ユーロ  ▲76658   ▲92508   ▲98399
ポンド  ▲94978   ▲94238   ▲90082

シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで8月2日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週から減少。
過去最高の買い持ち高は、2007年5月15日 +119,538、
過去最高の売り持ち高は、2010年2月9日 -57,152

シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、
13.95(+0.32)日中高値は14.88、連日、NY終盤の株価低迷にリスク値が高位で停滞、14ポイント前後の動き。
過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39

波乱は予想できるのですが、方向性は不透明なので要警戒です。
ユーロドルは、引き続きユーロ自身の材料が乏しく、
ユーロは、今週もドルの動向次第と見ます。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
8月22日の 1.1270 〜 1.1330
8月23日の 1.1303 〜 1.1355
8月24日の 1.1244 〜 1.1311
8月25日の 1.1258 〜 1.1297
8月26日の 1.1180 〜 1.1341

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
転換線が    1.1260で上昇
基準線が    1.1212で下降
遅行スパン  1,1197で横ばい
実勢値     1.1197 16日引け
先行スパン2が 1.1177で横ばい
先行スパン1が 1.1121で横ばい


実勢値は、基準線と転換線下に位置しています
先行スパン1と2の上に位置しています
また
下値目途は
8月05日の 1.1046
7月25日の 1.0952
6月24日の 1.0911

はっきりとした方向感はわかりません
ただ、ポイントが集まってきていて。動き出すタイミングが近いと警告しています。
大きくは、5月3日の1.1616からの下げのトレンドの中なので
下方向への放れの可能性が高いのではと想定します。

予想レンジは、1.1150~1.1400 と見ます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る