ユーロ・ドル:8月22日からの先週
22日は、先週末の引けの1.1323からややギャップダウンの1.1316で始まり、東京時間に穏やかにじりじりと下降を続け、22日の安値1.1270まで下押しして、その後欧州時間に入り、債券利回りの低下に伴うドル売りが再開し、ユーロは22日高値の1.1330まで上伸、その後やや下押しして1.1319で引けました。
23日は、前日引けの1.1319で始まり、その後は穏やかにじりじりと上昇を続け、23日の高値の1.1355まで上伸、その後は穏やかにじりじりと下降を続け23日安値の1.1303を付け、1.1304で引けました。
24日は、前日引けの1.1304で始まり、東京時間に穏やかにじりじりと上昇を続け、24日の高値1.1311を付け、その後は穏やかにじりじりと下降を続け、NY時間に24日の安値1.1244まで下押しして、やや上戻して1.1263で引けました。
25日は、前日引けの1.1263で始まり、直後にやや下押しして1.1259を付けました、これが25日の安値となりました。その後じりじりと上昇を続け、欧州時間に入り、25日の高値1.1297を付け、やや下押しして1.1284で引けました。
26日は、前日引けの1.1282で始まり、その後は横ばいもみ合いでしたが、シンポジウムでのイエレンFRB議長の講演で当初ドル売りでユーロ買いで、26日高値の1.1341まで上戻し、が直後にドル買い・ユーロ売りとなり、今度は26日安値の1.1180まで下押しし1.1197で引けました。
ユーロ・ドル:8月29日からの今週
ポイント:ユーロは引き続き主体性に乏しい
CME通貨先物ポジション状況:8月23日時点
(8月23日) (8月16日) (8月9日)
円 60316 56006 48831
ユーロ ▲76658 ▲92508 ▲98399
ポンド ▲94978 ▲94238 ▲90082
シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで8月2日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週から減少。
過去最高の買い持ち高は、2007年5月15日 +119,538、
過去最高の売り持ち高は、2010年2月9日 -57,152
シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、
13.95(+0.32)日中高値は14.88、連日、NY終盤の株価低迷にリスク値が高位で停滞、14ポイント前後の動き。
過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39
波乱は予想できるのですが、方向性は不透明なので要警戒です。
ユーロドルは、引き続きユーロ自身の材料が乏しく、
ユーロは、今週もドルの動向次第と見ます。
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
8月22日の 1.1270 〜 1.1330
8月23日の 1.1303 〜 1.1355
8月24日の 1.1244 〜 1.1311
8月25日の 1.1258 〜 1.1297
8月26日の 1.1180 〜 1.1341
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
転換線が 1.1260で上昇
基準線が 1.1212で下降
遅行スパン 1,1197で横ばい
実勢値 1.1197 16日引け
先行スパン2が 1.1177で横ばい
先行スパン1が 1.1121で横ばい
と
実勢値は、基準線と転換線下に位置しています
先行スパン1と2の上に位置しています
また
下値目途は
8月05日の 1.1046
7月25日の 1.0952
6月24日の 1.0911
はっきりとした方向感はわかりません
ただ、ポイントが集まってきていて。動き出すタイミングが近いと警告しています。
大きくは、5月3日の1.1616からの下げのトレンドの中なので
下方向への放れの可能性が高いのではと想定します。
予想レンジは、1.1150~1.1400 と見ます。
オーダー/ポジション状況
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