3. ユーロドル1.1300近辺でのもみ合い、株価上昇に対する反応薄 (1/4夕)

ユーロドル1.1300近辺でのもみ合い、株価上昇に対する反応薄 (1/4夕)

4日の東京市場でユーロドルは1.13を挟んでのもみ合い

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ユーロドル1.1300近辺でのもみ合い、株価上昇に対する反応薄 (1/4夕)

ユーロドル1.1300近辺でのもみ合い、株価上昇に対する反応薄

4日の東京市場でユーロドルは1.13を挟んでのもみ合い。昨晩海外市場で急落した流れを受け、朝方1.1297レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.1297-1.1309レンジでのもみ合いに終始。夕刻欧州勢参入後やや下値を広げ、1.1283まで下押しした後、東京時間17:30現在は1.1297レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米国時間序盤の米株価の下落と米長期金利の上昇に、ユーロドルは欧州序盤の高値1.1366レベルから1.1280レベルに急落。年末にかけて1.14に接近する水準まで上昇した分を吐き出す形となり、持ち合い上放れに失敗、その後の米株の巻き返しには追随できず、1.1295レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の急落により、本日1.1306レベルの21日移動平均線を割り込む水準にまで後退。年末年始に1.13台後半に上昇し、一時一目均衡表の「雲」の中に入ったことによる12月の持ち合い相場上放れの試みは失敗した形となっています。

本日はロンドン市場も再開され、ロシアを除くほとんどの主要市場が休み明けとなることから、今晩の海外市場でも株式市場を中心にリスク選好が維持されるか注目です。一方でユーロドルは株価との相関性が薄れており、米金利主導の動きとなっていますが、米金利動向や、株価との連関の回復の有無等も要確認です。

序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後は24:00に米12月ISM製造業景況指数の発表が予定されています。

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