ユーロドル1.13台前半、横ばい後に小幅反落
23日の東京市場でユーロドルは1.13台前半での小動き。朝方1.1334レベルで取引が始まったユーロドルは、早々に海外時間の高値1.1342まで上昇しましたが、逆にそこでフタをされた形となり、1pipsも超えることなく1.1339-42でほぼ横ばいとなりました。夕刻欧州勢参入後はやや値を下げるも1.1311までで反発し、東京時間18:30現在は1.1316レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、ECBの緩和政策長期化観測等にユーロドルは欧州時間に1.1264まで下落しましたが、欧州株の堅調や、クリスマス前のポジション調整に米国時間にかけて1.1343まで上昇し1.1335レベルでアジア時間につなぎました。
欧米を中心に今週はクリスマス休暇で市場参加者が少なく、明日は海外主要市場が休場ということもあり、週明けまではこのまま調整主体の動きとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数は、オミクロン株感染は入院につながる可能性が低いとされたことや、米国での経口新薬承認への動きに市場で楽観論が優勢となり、ほぼ全面高。今晩この後は22:30に米新規失業保険申請件数、11月個人所得・個人支出、PCEデフレータ、製造業受注等の指標発表が集中するほか、24:00にもミシガン大消費者信頼感指数、11月新築住宅販売等の指標発表が予定されており、市場が薄いだけにやや注意が必要です。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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