米11月小売売上高の予想(21/12/14)

日本時間2021年12月15日22時半に発表予定です。

米11月小売売上高の予想(21/12/14)

米11月小売売上高の予想

明日11月小売売上高が発表されます。この後、日本時間の16日夜中4時に注目のFOMCの金融政策が公表されますので、この数値だけでは行って来いの相場が予想されます。但し、予想を大きく上回るサプライズとなった場合はFOMCでの早期利上げ期待に繋がりますので、FOMCの内容次第では相場が荒れる可能性もあります。
さて、前回10月の数値は予想を上回り、米国内の消費好調を裏付けました。相場は114円台乗せ付近で推移していましたが、発表後はドルが買われ終値は114円84銭、翌17日に115円手前まで買われています。そして現在まで2021年高値である115円52銭を翌週24日につけました。

米11月小売売上高の予想

(今回予想2021年12月14日11時00分現在)
*直近の数値をご確認ください。

実数値ベース

実数値ベース

(青の矢印が今回予想値。赤い線は2020年1月高値を基準、黒い線は上昇トレンドライン)


今回11月分は全体で+0.8%、除く自動車で+0.9%の予想で、消費拡大傾向は続くことになります。上図を見ると、黒いトレンドラインを大きく越えて推移しています。
11月分はブラックフライデーがあり、しかも供給混乱を心配した小売業者が前倒しセールを始めているので、予想を越える数値になってもおかしくないと思います。また除く自動車の伸びも同じ水準の予想ですので、小売は全般的に好調と言えそうです。
尚、アトランタ連銀GDPナウは2021年第4四半期で、前期比年率+8.7%(12月9日現在)になっており、依然としてかなり高い数値を維持しています。

下図はユーロドルの週足チャートです。底値を結んだサポートA(=1.1150)とそこから平行に上げたB(=1.1820)でユーロ安トレンドを形成しています。このトレンド内に6月初高値からのC(=1.1520)と直近底値からのサポートD(=1.1220)で収斂しています。またこの間のE(=1.1445)に窓が空き、これは2020年7月時の窓空けと同じ水準になっています。従いまして、明日のFOMC、次いでECBの金融政策でDとE/Cの収斂を抜けるエネルギーが出るかを見たいと思います。下値はDを切ればAがサポートになります。万一、Aを切ると1.11辺りに横サポートが控えています。尚、高値からの抵抗線Fは1.2125にあります。

実数値ベース 2枚目の画像

(2021年12月14日14:20、1ユーロ=1.1277ドル) 

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る