ユーロドル、反落するも21日線がサポート
9日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.1350レベルで取引が始まったユーロドルは、日中緩やかながら、ほぼ一方向で値を下げて夕刻を迎え、欧州勢参入後も反発の兆しはありません。
東京時間18:00現在は1.1321レベルで取引されています。
この間米株先物は横ばい推移、米長期金利は下落傾向と、ユーロの動きとは整合性が取れておらず、オミクロン株ショックからの市場の乱高下は収まりつつあるとはいえ、いまだに各金融市場は落ち着きどころを見つけられずにいるようです。
昨晩海外市場では、米ファイザー社が同社のワクチンの3回接種でオミクロン株中和の効果があるとの試験データからの結果を発表。米国時間朝方に1.1267まで下落していたユーロドルは、1.1355まで急反発し、そのまま高値圏でアジア時間を迎えています。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の上昇で、11/30以来連日の高値切り下げから切り返し、約1か月ぶりに21日移動平均線を上抜けています。本日もここまでは同移動平均線の上での推移が続いており、レジスタンスからサポートに転じた形です。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き、今晩この後は22:30に米新規失業保険申請件数、
24:00に米10月卸売在庫の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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