ドル円上昇、日経平均横ばい(2016年8月22日)

週明けの東京市場でドル円は上昇、株価は頭の重い展開でしたが、為替の円安傾向に追随し小幅上昇して終了しました。

ドル円上昇、日経平均横ばい(2016年8月22日)

ドル円上昇、日経平均横ばい

日曜のFRBフィッシャー副議長発言で週明けドル上昇

週明けの東京市場でドル円は上昇、株価は頭の重い展開でしたが、為替の円安傾向に追随し小幅上昇して終了しました。

21日日曜日にFRBフィッシャー副議長がアスペン研究所で行った講演で雇用情勢や物価水準につき「目標に近いところにある」と発言、向こう数四半期のうちにGDPは加速するとの見方を示したことから前週のFOMC議事録公開以降大幅に後退していた年内の利上げ観測が息を吹き返し、オセアニア市場オープンと同時にドル円は窓を開けて上昇、アジア時間は100円台後半を中心とした取引となりました。
日経平均は商いが低調な中円高を好感、小幅上昇して52円高の16,598円で取引を終了しています。

今週末のイェレン議長講演待ちで手控えムード

本日の閉会式で、二週間強のオリンピックが終了、お盆休みも終わって日本の市場には人が戻ってくる時期ですが、今日のところは引き続き閑散とした市場が続いています。
市場では週末26日のFRBイェレン議長の発言を前に取引を手控える動きが見られる中、昨日のFRB副議長発言のような議長に近い筋の情報や、景気見通しに直結する米経済指標には神経質に反応する流れとなっています。
一方日銀の9月追加緩和については懐疑的な見方が広がっており、日米両国の金融政策見通しに当面ドル円は左右されそうです。
今晩は21:30にシカゴ連銀全米活動指数の発表がある以外は目立った指標等はありません。
ドル円はしばらく方向感探りが続きそうです。

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